資格体験談・ケース1
なんだかんだ言っても「資格を持っている」ということが強みになる時があります。
ただし、育児をしながら家事をしながら資格取得するのは並大抵のことではないですよね。
子どもにはこちらの都合などお構いなく時間を取られますし、旦那さんが帰ってくるまでには夕飯の支度だってしなくちゃいけなかったり。そこをなんとか乗り越え、資格という武器を身につけると強いですね。
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カラーコーディネーター検定とファッションビジネス能力検定
41歳 呉服店販売員です。
私は35歳の時に結婚し、同年に長男、2年後に次男を出産しています。
最初の出産の際、つわりがあまりにひどく、少しうつ状態にもなってたので仕事はこの時に辞めました。
次男を出産して5ヶ月目くらいの時に、何か資格を取って今までとは別の仕事がしたいと思いました。
理由は子育てをしていてまたうつ状態になりそうだったのと、自分には子育てを24時間するのが向いていない。すこし外に出て、違う景色を見る事で子供にも今までとは違う接し方が出来るのではないかと考えたからです。
前職は普通の事務職だったので、資格は簿記を持っていましたが、他には何もありませんでした。事務職は私の年齢でも取ってくれるところはあります。が、楽しい仕事ではありませんでした。椅子に座って、パソコンと一日中にらめっこ。
私は前職に戻りたいと思いませんでした。
もともとファッションに興味があった私は、アパレル関係に就職したいと思いました。自分が楽しめる場所。そして、輝いて働いているところを子供たちにも見てもらいたい!と思うようになりました。
ただ、経験のない私に何がバックアップになるのか?と考え、一つでも多く関連の資格を取ろうと思い、ファッションビジネス能力検定とカラーコーディネーターの資格を勉強し始めました。
そして、1年かかりましたが
ファッションビジネス検定2級
カラーコーディネーター検定1級
を取得しました。
資格を取ったタイミングで、飛び込んだお店
たまたま友人の結婚式があり、着物で行こうと思った私は、近所のデパートで帯結びを買いに行きました。そして、パート募集という張り紙を見て、すぐに店員さんに質問しました。そしてその質問した女性がマネージャーさんだったので、次の日に面接をしてくれる事になり、採用になりました。
面接の時に、前職が事務だったのに、なぜこの資格を持っているのですか?と聞かれ、自分がアパレルに興味があったこと、ただ経験がない事、ならば資格を取りたい、もっと勉強していきたいと思って取りました。と素直に言いました。
このお店は従来の敷居が高い呉服店と違い、若い子がファッションでも着れるモダンな着物を販売している。私はそこに興味を持ちました。
コーディネートには自信がありますと胸を張って伝える事も出来ました。
今現在、ここで働いてもうすぐ2年になりますが、パートで雇われた私は、9月から正社員になります。もちろん、お給料、福利厚生も変わります。そして、ファッションビジネス検定1級の勉強中です。
資格の勉強中大変だったのは授乳でした
資格を取る際に大変だった事は、子供たちが寝た後に勉強を始めていました。
寝かしつけが夜の8時ですが、もちろん日によって違います。次男は授乳しながら寝ていたので、泣いたら授乳、泣いたら授乳の繰り返しで勉強に集中出来ません。
その間に主人が帰宅し、ご飯の用意をする。とにかく集中する事がとても大変でした。
そして、自分も疲れて寝かしつけの時に一緒に寝てしまい、起きたら夜中の1時という事もしょっちゅうでした。
ただ、試験前はどうしても集中したかったので、主人には金曜日に飲みに行かないでくれと頼み、子供がもし泣いたら、搾乳したミルクをあげるよう頼み協力してもらいました。
正直、アパレルというアパレルの仕事ではありません。ですが着付けもできなければいけない、商品の展示の仕方、営業力など、総合力を求められます。
ただ、自分がやりたかったコーディネートという仕事やお客さんと話しながら販売につなげられるのがとても楽しいです。そして、ファッションの世界はとても幅が広いので正社員になった際には、もっとお店の利益を出せるよう企画を提案して行きたいと思っています。
資格を勉強した事で、自分自身の自信につながった事、そしてそれを生かし販売が出来る事。お客さんが付く事でまた自信につながる事。良いループが出来ています。」
資格があれば見つけたチャンスを即ゲット。
だからこそたまたま入ったお店で見つけたチャンスも、モノにできたんですね。
さらに正社員にもなって、あらたな資格も挑戦中。こうなると夢は広がるばかり。頑張っただけ、しっかり自分に戻ってくるんですね。ちょっと。。自分の子育て時代振り返って反省^^;
やる気があれば、きっとできる。何か資格を考えているのなら、ぜひ挑戦してみましょう。いつかその努力が実を結びますよ!
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