お仕事体験談・番外編
できる看護師の特徴・さらりと完璧に仕事をこなす先輩
以前の職場に「できる看護師の見本」のような先輩がいました。
私が子育てと仕事の両立に日々追われて、四苦八苦していたとき、「どうしてこの人って、こう涼し気に過ごすことができるのだろう。」と思っていました。
その方は40歳前後。病院という職場の先輩の看護師で、フルタイムの正職員として働いており私立中学に通っているお子さんが二人いました。
ご本人曰く「夫はごく普通の会社員よ。」とのことでしたが、詳細はよくわかりません。
ただ、お宅はとても素敵な家でしたので、それなりの経済力のある方だったのだろうと思います。
その方が「すごいな」と思うのは、どのようなことをしていても、涼し気に何の苦労もなくこなされていること。もしくは、「こなしているようにみえる」ということです。
たとえば、夜勤をしていると、仕事が早く、あっという間に仕事を終えてしまいます。そのあとの時間は、本を読んで看護の勉強をされています。しかも優雅にコーヒーを飲みながら。
もちろん、他の人の担当の患者さんについても、必ず手伝うことがないか確認をしたうえで。あとは、本人がするべきことだけを残して、ということです。
キャリアよりあえて自分のやりたいことをつらぬく姿勢
また、病棟では、主任や師長になってもいいくらいのキャリアがあるのですが、あえてそれを選ばれませんでした。
「現場のリーダーが好き」ということで、管理職はしたくない、という自分の信念を貫かれていました。
とは言っても、病棟運営に対しては協力的で、否定的意見が出ても、それをうまくコントロールされるような対応をされていました。
きっと師長にとっては、神のような存在だったと思います。もっとも、師長に直接聞いたことはないのでわかりませんが。。
この先輩が、「大変だけど、やってみようよ。」と会議などで発言すると「そうだよな。。」と思えて、頑張ろうと思えるので不思議です。
できる看護師になるために学ぶ・本で勉強する
この先輩、家庭も大事にされていました。夜勤明け、病棟で少し世間話をして帰宅するということがよくあります。が、まずそういったものには加わらず、仕事を済ませたらすぐに帰宅されていました。
そこで、家事と子育てをこなされていたようです。
子育てについても、超有名私立の中学にお子さん二人を入れられています。「放任主義なのよ」と言われていましたが、そんなことはなくきっとかなりのサポートをされたのではないかと思います。
そんな先輩に少しでも近づきたくて、自分も本で勉強しています。特に良かったと思えるのは話題にもなったこのような本でした。
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中学受験などは「ある意味親の受験」なのに、これも涼し気にさらっと言われるわけです。スーパーウーマンですので、お子さんたちも頭の出来が違うのかもしれません。が、普通に子育てしているだけでは、到底私立中学に子ども二人を進学させることは難しいですから。
だからといって、決して付き合いが悪いわけではなく、病棟の歓送迎会や忘年会や新年会などの飲み会には必ず参加していました。しかもばかみたいな宴会芸だって、しっかり行ってくださるわけです。
最終的にはご主人の転勤で職場を離れてしまいましたが、私の永遠のあこがれの先輩です。
こんな女性、たまにお見かけしますね。たいてい雰囲気やものごしもやわらかくて、やることに筋が通っていて。イヤミや高飛車に感じさせない。。
どんなに仕事ができても、他人への気遣いがなければ角が立つものですよね。こんな女性を目指して私も精進したいと思います。
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