正社員からパートへと転職した理由は「ゆとり」好きな仕事に出会えて大成功

お仕事体験談・ケース18（パート）

主婦になってから正社員として仕事を続けていくことが厳しくなった。でもパートなら。。と考える女性はたくさんいると思います。

実家にいるときと違い、仕事も家事も自分の責任。家事分担を上手にできる家庭がうらやましいと思ったことは数知れず。

この体験者さんもそのうちの1人です。正社員からパートへの転職は成功したようです。

正社員からパートへ。ゆとりが欲しかった。

私が正社員で働いていた頃は、自分の時間が確保できず、疲れがどんどん蓄積されていきました。もともと器用な方ではない為、家事と仕事どちらもこなすのはとても大変でした。

気持ちにゆとりがないと、何をしても楽しくない、ほっと出来ない。。
楽しいはずの映画を観ていても上の空、集中できない、ショッピング中も考え事をしてしまったり、心から休めませんでした。

もう限界だと思い、旦那に「犬の散歩」等お願いしたら、それだけでも気持ちが楽になりました。

体力、精神的にも限界で体調を崩してしまい、結局仕事は退職してしまいました。
その後病院へ入院して体調も回復した為、また働きたくなりました。

今度はせっかく仕事をするなら好きな事をしたい、そしてどうせなら近い所がいいと思い、同じ市内のデパートの和菓子屋の販売員パートに応募しました。

デパートの販売員の仕事内容

仕事内容は、お客様に試食をお出しして、お話をしてご希望の商品をお伺いすること。
ご希望の詰め合わせを作り、のしが必要かどうか確認すること。
支払いをして商品をお渡しする流れです。

のしは仏事だけは絶対に間違えないように、気を付けました。のしの本があり、休憩中に覚えました。わからない時は店長やスタッフに都度確認でした。のしだけは失礼のないよう気を付ける必要があるからです。

商品の発注は店長からの指示となります。仕事を覚えて３か月程たってからやるようになりました。システムがあるので、発注数はだいたいの目安が出ます。

台風や雪の影響でお客様の来店数が変化するので、天気予報のチェックは欠かせませんでした。また繁忙期の発注は店長次第で多め、少な目とあるので店長に確認しながら行いました。

発注にはスタッフによって癖があるので面白いと感じました。(今日は〇〇さんが発注したから商品が多いのか、等です)

社員は研修があります。パートはやって実践で覚える感じでした。接客の上手なスタッフの真似をしたり、店長のいい所を盗んで良い接客に努めました。元気にはきはき、明るい挨拶が基本でした。

デパートの販売員で大変だったこと

クレーム対応は一番難しく、起きた事は全て店長へ報告します。事の重大さでデパート側にも伝え、デパートがお客様に謝罪に伺う事もあります。

朝の朝礼で、「〇〇の店でこんなお客様からのクレームがあり、対応が遅れ更に話が大きくなってしまいました。何かあったらすぐに報告してください。」等の伝達がある時もあります。

お客様対応はさすがにしっかりしていました。店の店長と部長等も謝罪に伺う時もあります。ミスをしないように、1人1人のお客様しっかり対応する事が大変でもあり、やりがいを感じました。どこの職場でも、ほう・れん・そうは大事ですよね。

そして苦手だったのは、外商さんと関わる時です。注文数も多い(多い時は何百箱)、癖のある人が多いので(笑)　スタッフもみな構えて受けていました。スタッフによっては（あきらかに）逃げていました(笑)

フリーターさんも多く、主婦との確執は多少あり、販売員同士うまく関係を築かなければなりません。
「今日がさっさと終わればいい」という考えのフリーター
「楽な仕事がしたい」主婦
「売上をとりたい」店長

一部主婦、想いのぶつかり合いで誰が勝つのか。。もちろん店長の「売上」が勝ちますが。

いないとさぼるスタッフも多く、私はイライラしました(笑)
デパートでこれなのか・・やる気のないスタッフにやる気をださせるよう努める事が大変でした。

店はチームだと思っています。チームワークのいい店は活気もあり売上も良いです。

デパートのナイショの裏事情

よく言われている通り、デパートは同性が多くドロドロしています。

地下がゴミ捨て場になっており、地下に行くと壁に〇〇さん好き、〇〇さん大好き等書かれていました。（こどもか！ｗ）
〇〇の店の店長と●●の店の店長が付き合ってる話を聞き、おばちゃん達は楽しそうに話していました。
休憩所に行くと、聞いてはいけないような話も耳に入ってきます。よく悪口は聞きました。どの店も大変だなぁと思ったものです。