資格体験談・ケース5
子供ができてからぐぐっと身近に感じる職業のうちの一つが「保険外交員」ではないでしょうか。私自身、外交をやっている知人から誘われたことが何度かあります。
話を聞いてみると基本給がきちんとしていたり、資格の勉強ができたりとガッツがある人にとっては働きやすい職場環境のように感じました。この体験者さんはそんな「保険外交」の世界で大きく羽ばたこうとしている方です。
子育て中でも働きやすい損害保険の世界
現在41歳。職業は現在は派遣でキーパンチャーです。
今のキーパンチャー業務は繁忙期のみの稼働で、難しい子供の子育てとの両立がしやすいためこの短時間勤務でまずは体を慣らすのが目的です。
一年ほど勤務してから損害保険の事務派遣に移る予定でいます。取得した資格は損害保険の世界の必須である損害保険募集人、およびFP3級です。
損害保険募集人は有効期限切れのための再取得です。FPについては今後2級を取得し、宅地建物取引士とMOSも順次取得予定です。
きっかけは専業主婦であることの不安と将来へ
産後は高齢出産であったため、しばらく動けないほど体力を消耗し、とても復職など考えられない時間を過ごしてしまいました。
正直言って復職は無理だろうと投げていました。きっかけになったのはあまりにも外野からの「働いていない」の圧力が強まり過ぎたことと、それと親の急激な老化です。
稼いでいないことが世間体として負担だっただけでなく、心配になったのです。
貯金もしていて、老後対策もしていて、ぎりぎりで生活は回ってはいました。
でもこの先そこへ「介護」が入ってきたら、いったいどうなるんだろうか。
不安に思うようになりました。
その時素朴に「損保に戻りたいな」と思いました。
それは結婚前や結婚後に損保でアルバイトをしていたからです。損保なら勉強するほど評価してもらえることを知っていましたし、同時に勉強していないといられない世界であることも知っていました。
そして最近では40歳以降でも比較的枠があいていることがネットの閲覧からだんだんわかってきたからです。
空前絶後の人手不足みたいだし、戻れるものなら戻りたい。
とにかく損保の派遣会社に登録だけまずしてみようと思い立ち、即刻ネット登録。
すると先方から即刻電話がかかってきて、そのまま登録会へ参加。すぐさまその派遣会社の枠での損害保険募集人資格試験受験希望を出してしまい、あっという間に自宅を届いたテキストを一か月読み込んで、受験。
資格試験のオンライン講座【資格スクエア】損害保険募集人さえ持っていれば代理店さんに紹介をしてもらえるようになります。
それだけでなく不動産系の会社に行くためにも損害保険募集人+宅地建物取引士を持っていればいいらしいということも目にしました。
そうした就職上の実利だけでなく、損害保険募集人のいいところは「実生活にも役立つこと」。
損害保険募集人の資格の難易度はそんなに高くない
損害保険の基礎、火災保険、自動車保険、傷害保険の4つにわかれたテキストで、基礎的知識が身につきます。漠然と「災害に遭ったらどうしよう、事故に遭ったらどうしよう」そう思っているよりも、勉強してしまったほうが絶対にいいに決まっています。
すぐに損保に戻れなくともこの資格の有効期間は10年もあります。
受験料も特に高くもなく、試験会場ではPCによる試験なので何の負担もありません。
正直言って大変さは。。ありません。
※2021年現在有効期限は5年6か月となっています。詳しくは「日本損害保険協会」のHPで確認してください。⇒日本損害保険協会・有効期限
しっかりテキストを読んでさえいれば一か月程度でほとんどの人が受かる試験です。
しいて言うならコツは問題を先に解いてしまってからわからないところをさかのぼる形でテキストを読んでいくと忙しいママさんにはいいです。
テキスト代金が派遣会社持ちであるのもとても非常に助かる点でした。
「損害保険募集人」をまずもって、そのうえでFPを取ったのですが、楽な点がありました。見覚えがあるところが少なからずあるのです。次へ次へと階段を上がるように資格を取っていく予定である場合には、入り口としてこの損害保険募集人はとてもいいと思います。
結婚前に、そして結婚後にいた、損保の世界。
ベテランと呼ばれる年になっても落ち着いて働かせてもらえる内容で、現在もそれは変わっていないそうです。
まだ子供が「働いてほしくない」と、私が外へ出ていくことに慣れてくれない状態にあり、まずは超短時間勤務を経なくてはならりません。一足飛びに損保に戻れないのが歯がゆいところではあります。
ですがそうした家庭の事情は登録の聞き取りの際に詳細に把握してくださってもいましたので不安はありません。家庭の事情込みで働けるように世の中は変わっているようで現在のキーパンチャー職でもマッチングに当たり聞き取り状況は同じ。おかげさまで入り口で転ばずに社会復帰にこぎつけられました。
今年、来年という短いスパンだけでなく、10年後の自分を見据えて計画的に資格を取るって、すごいですね!
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