お仕事体験談・ケース3(正社員)
今回の体験談は「学童保育指導員」の現場からです。
「働くお母さんの味方」という印象ですがいざその現場で働くとなると大変ですね。
私の学童保育にはお世話になりました。いつも遅くまで残っている子が居たりして
最後の子が帰るまではもちろん自分も帰れません。とてもありがたい存在ですね。
とは言えこんなお話を聞いたら、もっと待遇改善してあげて!と言いたくなります。
もっと待遇が良くなれば、またそこで働けるママが増えますからね♪
学童保育指導員には子育て中ママは少ないという現実
「私は34歳で、二人の子供を育てています。学童クラブの指導員として働いています。
私は、一人目出産後に学童クラブの指導員となったので、産休を取得したのは、二人目の子供の出産のときです。その時は、上の子供は4歳で下の子供は8ヶ月、私自身は33歳で職場復帰をしました。
私の職場にはそれまで産休を取得して復帰した職員はいませんでした。私が初めての産休取得であり、職場に子育てをしているママもいませんでした。
20代前半の若い子か独身男性しかいなかったため、子育てについて理解してもらうのがとても難しかったです。特に、子供が夜泣きすることや病気にかかりやすいことなどは理解してもらえず、寝不足でふらふらの時や子供が病気にかかった時もいつも通りの仕事を求められました。
学童保育指導員・自分の子どもの生活リズムはくずれる
夫も、仕事が忙しくほとんど家事や子育ては手伝ってもらえない状態でした。夫は朝早く夜遅い仕事なので、子供が起きている時間に家におらず、子育てについてもほとんど無知でした。
仕事に復帰する時に一番悩んだことは勤務時間です。学童クラブは親が働いている子供のための施設なので、仕事が終わる時間が遅いです。定時は夕方の6時30分ですが、そこから事務処理等があるので、結局職場を出るのはどんなに急いでも7時を過ぎます。保育園に子供達を迎えに行って家に着くと8時を回ってしまうこともあります。
そのため、生活習慣が乱れてしまうことが一番気がかりでした。特に下の子供はまだ、赤ちゃんで生活リズムが完成されていなかったため、お昼寝をしすぎると夜寝ないということも良くありました。
勤務時間については、職場にも相談しましたが人手不足もあり、自分だけ早く帰ることはかないませんでした。勤務時間に不安を抱えながら、職場復帰をしましたが、案の定、とても苦労しました。勤務自体は産休前と全く同じ、職場も家庭も子育てに理解がないという状況で、仕事に追われ家事子育てに追われ、心身共にとてもきつかったです。
意外にもそんな時に助けになってくれたのは。
そんな時、救世主となったのが上の子供の存在です。私が職場復帰してからは、お手伝いを進んでするようになり、下の子供の面倒もよく見てくれるようになりました。
私が疲れていると心配してくれ、「この子達の為に頑張ろう。」と思えました。生活リズムについては、心配していたよりも大丈夫でした。なぜなら、保育園でしっかりとリズムをつかんでくれたため、家に帰ってからも大きく乱れるということがなかったからです。
大変なのは、子供が病気になった時です。夫も仕事を休んでくれませんし、職場にも嫌な顔をされます。もっと、子育てに理解のある社会になってほしいと思います。」
女性の職場環境の改善はこれから
でもママががんばってること、小さくたって子どもはわかってるよ!
保育の場であるからこそ、働く職員の保育環境にも気を配って欲しかったです。 旦那さんにもね。
ママのがんばりは決して無駄にはなりません。上のお子さんが救世主となり、ママを助けてくれるなんて。。本当は周りの大人がやるべきことですよね(旦那さん正座!) なんてありがたく、可愛いことでしょう。だから頑張れちゃうんですよね。やっぱり子供がママのパワーの源ですね!
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